ストエネ電気は電気以外にも、ガス・インターネットなど生活に必要なサービスを提供している電力会社で、各サービスをまとめて管理できる特徴から、現在注目を集めている会社です。そんなストエネ電気ですが、肝心の電気料金は他社と比べて安いのか、料金プランにはどのようなものがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はストエネの料金プラン・メリット・デメリットを解説した上で、契約者の評判や口コミ、どんな方におすすめできる電力会社なのかを紹介します。ストエネの契約を検討している方はぜひ参考にしてください。
Table of Contents
ストエネの基本情報
提供会社 | 株式会社ストエネ |
供給エリア | 全国(沖縄・離島・一部地域を除く) |
契約期間・解約金 | 契約期間の縛り:無 解約金:無 |
支払方法 | 口座振替・クレジットカード |
セット割引 | 電気とガスの契約でセット割引:有 |
市場連動型プラン | 独自燃料費調整制度あり |
ストエネ電気の料金プラン
ストエネ電気の一般家庭向けのプランには「Pプラ」「Fプラン」「オール電化プラン」の3種類があります。PプランとFプランの違いは主に、基本料金の有無と電力量料金の違いにあります。
Pプランは基本料金がかかる代わりに、電力量料金が抑えられた世帯人数の多い家庭向けのプランです。一方、Fプランは基本料金が0円ですが、電力量料金がPプランより高額になっている世帯人数が少ない家庭向けのプランです。
世帯人数によって契約プランを変えることで、毎月の請求額を抑えられるのがストエネ電気の魅力となっています。
地域の大手電力会社との料金比較
続いて、ストエネ電気の各種プラン料金と地域の大手電力会社の従量電灯プランを比較しました。自分の住んでいる地域の料金表をご確認ください。
北海道エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 北海道電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 374円 | 0円 | 374円 |
電力量料金 | ~120kwh | 24.90円 | 31.37円 | 35.44円 |
121~280kwh | 41.73円 | |||
281kwh~ | 45.45円 |
東北エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 東北電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 369.60円 | 0円 | 369.60円 |
電力量料金 | ~120kwh | 26.35円 | 32.75円 | 29.71円 |
121~300kwh | 36.46円 | |||
301kwh~ | 40.41円 |
関東エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 東京電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 29524.円 | 0円 | 295.24円 |
電力量料金 | ~120kwh | 24.90円 | 30.00円 | 30.00円 |
121~300kwh | 36.60円 | |||
301kwh~ | 40.69円 |
中部エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 中部電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 297円 | 0円 | 297円 |
電力量料金 | ~120kwh | 25.49円 | 30.63円 | 21.33円 |
121~300kwh | 25.80円 | |||
301kwh~ | 28.75円 |
北陸エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 北陸電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 278.30円 | 0円 | 302.50円 |
電力量料金 | ~120kwh | 23.42円 | 28.65円 | 30.83円 |
121~300kwh | 34.72円 | |||
301kwh~ | 36.43円 |
関西エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 関西電力 従量電灯A | ||
最低料金 | 最初の15kwhまで | 433.41円 | 0円 | 433.41円 |
電力量料金 | 16~120kwh | 25.50円 | 25.78円 | 20.31円 |
121~300kwh | 25.71円 | |||
301kwh~ | 28.70円 |
中国エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 中国電力 従量電灯A | ||
最低料金 | 最初の15kwhまで | 712.67円 | 0円 | 712.67円 |
電力量料金 | 16~120kwh | 27.42円 | 29.05円 | 32.83円 |
121~300kwh | 39.51円 | |||
301kwh~ | 41.63円 |
四国エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 四国電力 従量電灯A | ||
最低料金 | 最初の11kwhまで | 667.00円 | 0円 | 667.00円 |
電力量料金 | 12~120kwh | 26.81円 | 28.82円 | 30.66円 |
121~300kwh | 37.28円 | |||
301kwh~ | 40.79円 |
九州エリア
ストエネ Pプラン | ストエネ Fプラン | 九州電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 316.24円 | 0円 | 316.24円 |
電力量料金 | ~120kwh | 23.68円 | 29.15円 | 18.28円 |
121~300kwh | 23.88円 | |||
301kwh~ | 26.88円 |
ストエネ電気と大手電力会社を比較すると、Pプランは基本料金が同額に設定されているため、価格差はありません。しかし、電力量料金は中部、関西、九州は2段階目から、それ以外のエリアは1段階目から安く抑えられています。
また、Fプランは電力量料金が大手電力会社よりも高額に設定されている地域が多いですが、基本料金がかからないので使用電力量が少ない家庭であれば電気代を大きく抑えることができます。
また、電力量料金の単価が電気使用量に応じて変動する三段階制の料金システムを取っている大手電力会社に対して、ストエネ電気はどれだけ電気を使用しても電力量料金の単価が変わりません。そのため、基本料金と電力量料金だけで考えるなら大幅な節約効果が期待できます。
電気、ガス、インターネットサービスの一元管理が可能
ストエネは、電気の他にもガスやインターネットのサービスを提供しています。
新生活をはじめる際は、電気・ガス・インターネットの会社と契約する必要がありますが、ストエネであればこの3サービスをまとめて契約・管理することが可能です。
また、ストエネ電気とガスをセットで契約すると毎月110円、ストエネ電気とインターネットをセットで契約すると毎月550円がセット割引としておトクになる点も大きな魅力と言えるでしょう。
ストエネ電気についてもっと詳しく知りたい
ストエネ電気は公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
ストエネ電気のメリット・デメリット
次にストエネ電気を選ぶメリット・デメリットを紹介します。
ストエネ電気のメリット
✅ストエネのガスやインターネットを契約するとセット割引が適用される
✅毎月の電気使用量や明細を専用サイトでチェックできる
✅契約期間の縛り・解約金が無い
ストエネのガスやインターネットを契約するとセット割引が適用される
ストエネ電気と一緒にガスやインターネットを契約するとセット割引が適用されます。ガスとのセットで毎月110円、インターネットとのセットで毎月550円の割引です。そのため、3サービスをすべて契約した場合、毎月のセット割引は660円となるので非常におトクな特典と言えるでしょう。
ただし、ストエネ電気のオール電化プランはセット割引の対象外となりますので、注意が必要です。
毎月の電気使用量や明細を専用サイトでチェックできる
ストエネ電気は専用サイトから、月々の電気使用量や料金明細を閲覧できます。また、月々の電気料金の明細が表示された請求書はPDFでダウンロードできるため、好きなタイミングで印刷することも可能です。
また、この専用サイトは電気だけでなくガスやインターネットなどその他のサービスの明細も閲覧でき、契約プランや支払い方法の変更も可能なので、電話の手間をかけることなく各種手続きを完了できます。
契約期間の縛り・解約金が無い
一部の電力会社では、契約期間の縛りや解約金が設定されています。しかし、ストエネ電気では契約期間の縛りや解約金が設定されていません。そのため、自分の好きなタイミングでいつでも解約できる安心感があります。
さらに、ストエネ電気は契約時にも事務手数料などの初期費用が一切発生しません。このような理由から、ストエネ電気は「まずは何か月かお試しで利用してみたい」というニーズの方でも気軽にはじめられる電力会社と言えます。
ストエネ電気のデメリット
✅市場価格調整額によって月々の請求が高額になる可能性がある
✅対応していないエリアもある
市場価格調整額によって月々の請求が高額になる可能性がある
ストエネ電気で契約する際に最も大きな懸念点となるのは市場価格調整額です。市場価格調整額とは電気の1か月間の平均市場価格の変動に合わせて、毎月の請求に上乗せされる費用のことです。市場価格調整額は毎月の電気の平均市場価格と会社の定める基準価格を比較した差で算出されるため、その月によって金額が変わります。
いわゆる燃料費調整額と同じような項目ですが、地域の大手電力会社とは異なるストエネ独自の算出方法で計算されて請求される点がリスクです。
そのため、市場環境の影響で発電コストが高騰してしまった際は、地域の大手電力会社よりも電気代が高騰してしまう可能性があります。
対応していないエリアもある
ストエネ電気は全国の殆ど全ての地域で利用可能ですが、沖縄や離島では契約できません。また、ストエネのガスサービスは都市ガスかつエリアも関東・関西・中部のみなので、そもそもセット契約ができない方も多く発生するので注意しましょう。
ストエネ電気についてもっと詳しく知りたい
ストエネ電気は公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
ストエネの評判・口コミ
ストエネの評判・口コミを調査したところ様々な口コミが見つかりました。下記では良い評判と悪い評判について紹介します。
ストエネの良い評判
複数のサービスを提供している会社では、一つのサービスを契約すると他のサービスも契約するようにしつこく勧誘されるという口コミが多くみられます。ストエネでも電気を契約すると他のサービスに勧誘されることがあるようです。
しかし、こちらの口コミでは断ればしつこくされることは無かったとのことなので、電気のみを利用したい方でも契約しやすい電力会社と言えます。
こちらの口コミではストエネ電気が「まぁまぁ安い」ということが述べられています。ストエネ電気は料金が高いという口コミもありますが、安いと感じている方もいるようです。
ストエネの悪い評判
ストエネはグランデータが会社名を変更した会社です。グランデータは過去に法外な電気代請求で炎上したことのある会社なので、社名を変更したからといって警戒している方も多いでしょう。
しれっと電気代を上げているという事実はありませんが、過去にトラブルを起こしたことに不安を感じる声は理解できます。しかし、逆にいえばもう一度同じ過ちを犯す程、企業もバカではないという考え方もできるかもしれませんね。
こちらはストエネ電気の電気代が高いという口コミです。半年間で2倍以上の電気代を払っていることは流石にないかと思いますが、市場価格調整額の影響で地域の大手電力会社よりも電気代が高くなるケースは少なからずあるようです。
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