引越しを行うと、住所にまつわる手続きが多く発生します。今回は意外と忘れがちな銀行・証券・保険会社の住所変更の手続き方法を紹介します。
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銀行・証券・保険会社の住所変更をしないとどうなる？
銀行・証券・保険会社の住所は常に最新のものにしておきましょう。最新の住所に更新していないと本人確認ができなかったり、本人と認定されない可能性があります。また重要書類が手元に届かなくなるので、取引に支障が出ることもあります。
また融資契約をしている場合は契約違反に当たるので、速やかに住所変更をするようにしてください。
銀行口座の住所変更
手続きの種類
銀行口座の住所変更手続きは、窓口、インターネット、郵送の3種類の方法があります。
銀行窓口で手続きする場合、窓口の営業時間は基本的に平日の3時までとなっております。休日に手続きしようと考えている場合は時間に注意して行動するようにしましょう。
インターネット手続きであれば、いつでも住所変更の申請をすることができますが、インターネットバンキングの登録をする必要があります。インターネットでの手続きを希望する場合は銀行のHPで手続きの為に必要な準備を確認しましょう 。
郵送で手続きする場合は、銀行口座で必要書類をダウンロードしましょう。HPからダウンロードができない場合は電話で取り寄せることができます。書類の記入をして、郵送することで住所変更の申請をすることができます。
インターネットバンキングでの手続きが一番おすすめよ！
手続きに必要な書類
銀行窓口で住所変更手続きを行う場合は下記の書類が必要となりますので、必ず持参するようにしましょう。
- 通帳またはキャッシュカード
- 銀行に登録している印鑑
- 本人確認書類（運転免許証、保険証、マイナンバーカード等）
- 個人番号（マイナンバー） ※必要ない場合もあるので事前に確認しておきましょう
郵送の場合は住所変更書類に銀行印の捺印と本人確認書類のコピーを送付することになるので、用意しておきましょう。
インターネットで手続きする場合は、インターネット上ですべての手続きが完了します。その為、可能であればインターネットでの手続きをおすすめします。
手続き上の注意事項
銀行窓口で手続きする場合、原則本人の来店が必須となります。また新住所が確認できる本人確認書類も必須となるので注意しましょう。
また投資信託口座を開設している場合は個人番号の確認が必要になります。マイナンバーカードを本人確認書類として持参する場合は問題ありませんが、マイナンバーの記載がない本人確認書類を持参する場合は注意してください。
証券口座・保険会社の住所変更
手続きの種類
証券口座・保険会社の住所変更手続きは、窓口、インターネット、郵送の3種類の方法があります。
証券会社と保険会社はインターネット手続きが充実しているため、基本的にはインターネット手続きを利用することをおすすめします。
またネット証券だと窓口での手続きはできないので、インターネットでの手続きが難しい場合は郵送での手続きとなります。郵送の場合は必要書類を手元に用意して、必要書類と一緒に送付するようにしましょう。
手続きに必要な書類
窓口で手続きをする場合は、各証券会社や保険会社のHPで必要な書類を確認するようにしましょう。
インターネットでの手続きでは必要書類の写真を撮り、アップロードすることで必要書類の提出とすることができます。必要書類としてアプロードを求められるのは「本人確認書類」「マイナンバーがわかる書類」の2つです。こちらの書類を手元に用意するようにしましょう。
郵送での手続きの場合は、住所変更届用紙を電話やHPから取り寄せましょう。住所変更届用紙の記入ができたら、「本人確認書類」と「マイナンバーがわかる書類」のコピーを同封して郵送します。
手続き上の注意事項
特定口座を開設している人は、特定口座を開設した証券会社に「特定口座異動届出書」を提出しなければなりません。「特定口座異動届出書」の提出は法律で規定されている事項なので必ず提出するようにしましょう。
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