この記事ではサポートでんきの料金プラン・メリット・デメリットを解説した上で、契約者の評判や口コミ、どんな方におすすめできる電力会社なのかを紹介します。
サポートでんきの契約を検討している方はぜひ参考にしてください。
Table of Contents
サポートでんきの基本情報
提供会社 | 株式会社INE |
供給エリア | 全国(沖縄・離島・一部地域を除く) |
契約期間・解約金 | 契約期間:縛りなし 解約金:0円 |
支払方法 | クレジットカード・口座振替 ※コンビニ支払の場合は別途事務手数料550円を負担 |
セット契約 | セット契約不可 |
市場連動型プラン | 独自燃料費調整制度あり |
サポートでんきの料金プラン
サポートでんきーが提供している料金プランは「スタンダードプラン」の1種類のみです。
サポートでんきは基本料金0円で、電力量料金が均一単価のシンプルな料金設計となっています。ここではサポートでんきの料金プランは本当に安いのか?という点について、詳しく解説します。
地域の大手電力会社との料金表比較
続いて、サポート電気と東京電力など、各地域の大手電力会社の従量電灯プランの料金表を比較しました。
自分に該当する地域の料金表をご確認ください。
北海道エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 北海道電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 0円 | 402.60円 |
電力量料金 | ~120kwh | 32.00円 | 35.35円 |
121~280kwh | 41.64円 | ||
281kwh~ | 45.36円 |
東北エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 東北電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 0円 | 369.60円 |
電力量料金 | ~120kwh | 28.00円 | 29.62円 |
121~300kwh | 36.37円 | ||
301kwh~ | 40.32円 |
関東エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 東京電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 0円 | 311.75円 |
電力量料金 | ~120kwh | 28.80円 | 29.80円 |
121~300kwh | 36.40円 | ||
301kwh~ | 40.49円 |
中部エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 中部電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 0円 | 321.14円 |
電力量料金 | ~120kwh | 28.50円 | 21.20円 |
121~300kwh | 25.67円 | ||
301kwh~ | 28.62円 |
北陸エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 北陸電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 0円 | 302.50円 |
電力量料金 | ~120kwh | 25.50円 | 30.86円 |
121~300kwh | 34.75円 | ||
301kwh~ | 36.46円 |
関西エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 関西電力 従量電灯A | ||
最低料金 | 最初の15kwhまで | 0円 | 522.58円 |
電力量料金 | 16~120kwh | 25.45円 ※1~15kWhも同様 | 20.21円 |
121~300kwh | 25.61円 | ||
301kwh~ | 28.59円 |
中国エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 中国電力 従量電灯A | ||
最低料金 | 最初の15kwhまで | 0円 | 759.68円 |
電力量料金 | 16~120kwh | 26.50円 ※1~15kWhも同様 | 32.75円 |
121~300kwh | 39.43円 | ||
301kwh~ | 41.55円 |
四国エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 四国電力 従量電灯A | ||
最低料金 | 最初の11kwhまで | 0円 | 666.89円 |
電力量料金 | 12~120kwh | 26.90円 ※1~11kWhも同様 | 30.65円 |
121~300kwh | 37.27円 | ||
301kwh~ | 40.78円 |
九州エリア
サポートでんき スタンダードプラン | 九州電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 0円 | 316.24円 |
電力量料金 | ~120kwh | 25.40円 | 18.37円 |
121~300kwh | 23.97円 | ||
301kwh~ | 26.97円 |
サポートでんきは電気をどれだけ使っても基本料金が0円なので、基本料金が契約電流によってかかる各地域の大手電力会社よりも、基本料金分はおトクになります。
電力量料金についても使用量に関わらず均一単価で設定されていますが、一部エリアを除いては地域の大手電力会社の第一段階目よりも安く設定されています。
そのため、料金表単価を比較するだけならば、サポート電気の方が各地域の大手電力会社よりもおトクに電気が使えるということになります。
ただし、サポートでんきは後述する独自燃料費調整制度を採用しているので、燃料費調整額(市場価格調整額)の算出方法が各地域の電力会社と異なります。
市場価格調整額の単価によっては各地域の電力会社よりも電気代請求額が割高になる可能性もあるので、注意が必要です。
市場価格調整額には注意が必要?
すべての電力会社は燃料費調整額という形で、市場の燃料費価格を電気代に反映して請求しています。燃料費調整単価は基本的に地域の大手電力会社と同じ計算式で算出されるため、相対的にみて電気代が割高になることはありません。
しかし、サポートでんきは独自燃料費調整制度を採用しているため、地域の大手電力会社とは異なる計算式で燃料費調整単価(=市場価格調整単価)を算出しています。
市場価格調整額は市場の燃料費価格の変動に左右されやすいという特徴があります。そのため、サポートでんきは市場の燃料費価格が高騰している際は電気代が割高になる可能性があるので注意しましょう。
逆に、現在のように市場の燃料費価格が落ち着いている際は電気代も割安になりやすいので安心です。
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サポートでんきのメリット・デメリット
次に、サポートでんきを選ぶメリット・デメリットについて紹介します。
サポートでんきのメリット
契約電流に関わらず基本料金が0円
サポートでんきは契約電流数(アンペア数)に関わらず、基本料金が0円です。
通常の電力会社は契約電流が多くなる程、基本料金も高額になります。例えば、東京電力であれば30Aの場合は935.25円ですが、60Aの場合は1,870.50円となります。
その点、サポートでんきは60A契約であっても基本料金0円なのでおトク感があります。特に電気使用量が多い家庭では契約電流数も大きくする必要があるので、サポートでんきで契約するメリットを感じやすいでしょう。
クレカ登録で電気代が1,000円割引
サポートでんきの電気開通月の翌月末までに支払方法をクレジットカードで登録することで、クレカ割引が適用されます。
クレカ割引では、クレジットカード登録をした翌月の電気代が1,000円割引されます。特に申請手続きも不要なので受取忘れの心配もありません。
たった1,000円と思われるかもしれませんが、支払方法をクレジットカードで登録することによるデメリットは全くありません。そのため、クレジットカードを持っている方は電気開通後翌月末までに支払登録を済ませることをおすすめします。
いつ解約しても解約金がかからない
サポートでんきは、契約後いつ解約しても解約金がかかりません。
そのため、一度契約してみたけれど「電気代に不満がある」「サポート体制に不満がある」といった理由で、すぐに他の電力会社に切り替えたくなっても安心です。
解約金の定めがある電力会社の場合は、不満があっても気軽に切り替えを検討できないので、サポートでんきに限らず解約金の定めがない電力会社で契約することをおすすめします。
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サポートでんきのデメリット
燃料費価格の高騰で電気代が割高になる可能性がある
先程も解説しましたが、市場価格調整額の影響で、市場の燃料費価格が高騰した際にはサポートでんきの電気代も割高になる可能性があります。
しかし、逆に言えば市場の燃料費価格が落ち着いている際は、電気代が割安になる可能性もあります。
また、サポートでんきには解約金の定めがないため、もしも市場の燃料費価格が高騰したとしても、ノーリスクで他の電力会社に切り替えることができるので安心です。
コンビニ支払は事務手数料が別途550円かかる
サポートでんきの支払方法は原則、クレジットカード決済と口座振替の2種類です。このどちらにも登録しなかった場合は、コンビニ支払の用紙が届き電気代を支払う必要があります。
しかし、コンビニ支払の場合は事務手数料550円が電気代に上乗せされて請求されます。せっかく電気代を安く抑えても550円が別途費用としてかかってしまっては電気代としては割高になります。
そのため、サポートでんきに申し込む場合は必ず支払登録もセットで行うようにしましょう。
各エリアでお得な電力会社を知りたい方はこちら
サポートでんきの評判・口コミ
サポートでんきの評判・口コミをSNS上で調査したところ、ほとんど見つかりませんでした。
その代わりに、サポートでんきの電力供給を担当している「ストエネ」に関する評判や口コミはいくつか見つかったので、ここではそちらを紹介します。
ストエネから電力会社を切り替えたら電気代が10,000円から1,600円になったという口コミです。
ストエネでんきとサポートでんきの料金単価は異なるので一概に同じ事象が起きるわけではないですが、電力供給を担当している会社の口コミがこれだと、少々契約するのは不安ですね。
ストエネは高額請求という口コミが多いですが、こちらの方のように電気代が高いと感じたことはないという方もいらっしゃいます。夏場でクーラーをつけっぱなしでも1万円の電気代を越えないのであれば、割安な水準とも言えます。
サポートでんきがどうかという点は定かではありませんが、少なくとも電気代が高いと感じている人と、そうでもないと感じている人がいることは事実です。
もしも、仮にサポートでんきで契約して電気代が高額になっても切替手続きをすれば解約金無料で切り替え可能なので、一度契約してみるというのも手かもしれません。
サポートでんきはこんな人におすすめ
サポートでんきでの契約をおすすめできる人は以下のような人です。
サポートでんきの他の電力会社と比べて優秀な点は、基本料金が契約電流数に関わらず0円である点です。
電気使用量が多い家庭は契約電流数が50Aや60Aで契約することが多いです。60Aで契約した場合の基本料金は2,000円程度になりますが、サポートでんきであれば0円です。
そのため、電気の基本料金が高くなる人程、電気代がおトクになりやすいです。
また、電気使用量が極端に少ない人も基本料金0円の電力会社はおトクになりやすいです。なぜなら基本料金がかかる電力会社は、例え電気使用量が50kWh程度であっても定額の基本料金を支払う必要があるからです。
サポートでんきの場合は、電気を使った分だけを電気代として支払えばいいので、50kWhしか電気を使用していないのであれば1,000円~2,000円程度の電気代で済む可能性が高いでしょう。
この記事を読んでサポートでんきが気になった方は、ぜひ公式サイトもチェックしてみてください。
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