今回は東京ガスの暖らんプランは「損をするのか?」「契約するメリットやデメリットは何があるのか?」ということを詳しく解説します。
暖らんプランの契約を検討している方、現在暖らんプランを契約している方はぜひ参考にしてください。
床暖房を使用する家庭におすすめのガス会社【東京ガス】
✅暖らんプランは冬期(12月~4月)のガス料金が一般料金より約5%安い
✅ガス機器のオプション割引でさらに3~6%料金が安くなる
✅電気とセット割引で電気料金0.5%割引
東京ガスの暖らんプランへの申込はWeb完結ではできません。一度下記公式サイトより一般料金プランをWebで申し込んだ後に、暖らんプランの申込用紙の取寄せ及び返送をすることで申込が完了します。
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東京ガスの暖らんプランって何?
東京ガスのガス料金プランには特定のガス機器を使わない方向けの「一般料金プラン」と特定のガス機器を使うプランが数種類用意されています。「暖らんプラン」はその中の1つの料金プランです。まずは「暖らんプラン」の基本的な情報を確認していきましょう。
暖らんプランの適用条件
家庭用ガス温水床暖房を、お住まいの居室(日常的に居住のために使用している場所、浴室、台所、洗面所含む)で使用していること
※床面上に設置する、可動式の温水床暖房(温水マット等)は暖らんプランの適用対象外です
暖らんプランと一般料金の料金表
暖らんプランの料金表をみてみましょう。一般料金とは違い冬季(12月~4月)とその他季節(5月~11月)でガスの基本料金や従量料金が異なります。
暖らんプラン料金表 | |
基本料金 | 【~20㎥】 12月~4月:759円 5月~11月:759円 |
【20.1㎥~80㎥】 12月~4月:1,265円 5月~11月:1,056円 | |
【80.1㎥~200㎥】 12月~4月:2,145円 5月~11月:1,232円 | |
従量料金 | 【~20㎥】 12月~4月:145.31円 5月~11月:145.31円 |
【20.1㎥~80㎥】 12月~4月:120.01円 5月~11月:130.46円 | |
【80.1㎥~200㎥】 12月~4月:109.01円 5月~11月:128.26円 |
Point!
✅暖らんプランは冬季(12月~4月)だと一般料金よりガス料金が安い。
✅それ以外の季節(5月~11月)は東京ガスの一般料金と全く同じ料金。
⇒(ガス温水)床暖房を使っている方の場合は一般料金よりも暖らんプランで契約する方がお得!
3つのオプション割引
暖らんプランを契約して、それぞれのオプション割引の適用条件を満たせば、年間を通じてさらに3%~6%の割引があります。オプション割引の種類は下記3つです。
割引メニュー | 割引率 | 割引上限額 |
バス暖割 | 3% | 2,619円/月 |
エコ割 | 3% | 2,619円/月 |
セット割 | 6% | 5,238円/月 |
3つのオプションの適用条件
バス暖割
ガス温水浴室暖房乾燥機を浴室または脱衣室でご使用されていること。
エコ割
潜熱回収型給湯器(エコジョーズ)をお住まいの給湯にご使用されていること。
セット割
ガス温水浴室暖房乾燥機を浴室または脱衣室でご使用、かつ、潜熱回収型給湯器(エコジョーズ)などをご使用されていること。
エコジョーズ機器について
エコジョーズは潜熱回収型高効率給湯器を製造する各メーカにより使用されている名称で、東京ガスブランドの機器に限った呼称ではありません。
その為、東京ガスブラン度の機器に限らず、各メーカーのエコジョーズ機器もオプション割引の対象となります。
暖らんプランのメリット・デメリット
次に暖らんプランを契約するメリットとデメリットについて紹介します。
暖らんプランのメリット
①冬季のガス料金がお得になる
暖らんプランの最大のメリットはなんといっても冬季(12月~4月)のガス料金がお得に利用できることです。床暖房を使う家庭の場合、ガスの使用量が他の季節と比べると大幅に増加します。
どれくらいお得になるかはガス使用量によりますが、一般家庭であれば約5%も一般料金で契約しているよりもガス料金が安くなります。冬季以外のガス料金は一般料金と同じである為、損をすることもありません。年間で約2,500円~3,000円程度の節約が可能なので、かなりお得なプランであると言えます。
②お得なオプション割引メニューがある
先程も少し触れましたが、暖らんプランで契約すると特定の条件を満たすことでオプション割引を受けられます。オプション割引がなくても一般料金よりも安いプランにも関わらず、そこからさらに3~6%の割引を受けられるのはうれしいですよね。
暖らんプランのデメリット
①Web完結での申込ができない
暖らんプランの最大のデメリットは申込に少々手間がかかる点です。暖らんプランはWeb完結での申込ができず、一度公式サイトより一般料金プランに申し込んだ後、申込用紙を取寄せて返送することで申込が完了します。(申込用紙の取寄せはこちらから)
一方で同じエリアで床暖房プランを提供しているエルピオ都市ガスはWeb完結で床暖房プランに申込できます。後述しますが、ガス機器を使用しない家庭の場合は暖らんプランよりもエルピオ都市ガスの床暖プランの方が料金も安くなります。
そのため、ガス機器をしない家庭であればエルピオ都市ガスで申し込む方が手間がかからず安くなるので断然お得です。
関連記事:最安値って本当?エルピオ都市ガスの評判や口コミを徹底調査!メリットやデメリットも紹介
エルピオ都市ガスについてもっと詳しく知りたい
エルピオ都市ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
②他の新都市ガス会社の方が安い場合がある
東京ガスの一般料金と比較すると暖らんプランはお得なプランだと言えますが、他の新都市ガス会社で床暖房に対応している料金プランを提供している会社の方が暖らんプランよりも安い可能性があります。
一例をあげるとエルピオ都市ガスが提供している床暖プランは床暖房のある家庭に対応している料金プランですが、料金表をみると暖らんプランよりも安い料金設定になっています。
エルピオ都市ガス床暖プラン料金表 | |
基本料金 | 【~20㎥】 12月~4月:759円 5月~11月:1,000円 |
【20.1㎥~80㎥】 12月~4月:1,265円 5月~11月:1,013.66円 | |
【80.1㎥~200㎥】 12月~4月:2,145円 5月~11月:1,182.72円 | |
従量料金 | 【~20㎥】 12月~4月:145.2円 5月~11月:127.98円 |
【20.1㎥~80㎥】 12月~4月:119.9円 5月~11月:125.13円 | |
【80.1㎥~200㎥】 12月~4月:108.9円 5月~11月:123.02円 |
ただしエルピオ都市ガスの床暖房プランはガス機器使用によるオプション割引がないので様々なガス機器を使用される家庭は暖らんプランの方が安くなる可能性があります。
単純な料金面だけで比較した場合、暖らんプランよりもエルピオ都市ガスの床暖房プランの方がお得と言えるので暖らんプランのデメリットとして紹介します。
床暖房を使用する家庭におすすめのガス会社【エルピオ都市ガス】
✅暖らんプランよりも床暖プランの料金が安い
✅暖らんプランとは違い、Web完結で床暖プランに申込できる
暖らんプランはこんな人におすすめ
ここまで東京ガスの暖らんプランについて解説してきました。最後に暖らんプランの契約をおすすめする方を紹介します。暖らんプランをおすすめするのは次のような方です。
床暖房を使っている方で床暖房に対応していないガス料金プランを契約している方はすぐに暖らんプラン等の床暖房に対応している料金プランに切り替えることをおすすめします。また東京ガスは地域の大手ガス会社の為、供給の安心感があります。
東京ガスについてもっと詳しく知りたい
東京ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
一方で「Web完結で申込をしたい」「もっと料金を安くしたい」という方はエルピオ都市ガスの床暖房プランでの契約をおすすめします。自分が重視するポイントを満たしている会社で申し込むようにしましょう。
エルピオ都市ガスについてもっと詳しく知りたい
エルピオ都市ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
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