「引越し業者ってたくさんあるけど、どこの業者にお願いすればいいんだろう?」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?引越し業者を選ぶ基準は人それぞれですが、今回は安さという部分に着目して解説します。
結論から申し上げると「引越し業者の金額を抑えるには相見積もりをとることが必須」です。
相見積もりは「複数の業者から同じ内容の見積もりを出してもらうこと」よ!
そこで今回は相見積もりを依頼する方法と引越し業者の値段を安くする方法を紹介します。少しでも安く引越しをしたい方はぜひ参考にしてください。
Table of Contents
引越しの相見積もりの依頼方法
引越し業者の値段を安くするには相見積もりをとることが必須です。ここでは「なぜ相見積もりが必要なのか?」「相見積もりはどうやって依頼するのか」といったことを詳しく解説します。
なぜ相見積もりをとるべきなのか?
そもそも引越し料金は定額ではありません。業者によって料金プラン等にも違いがありますし、引越し条件によっては格安プランを用意している業者もあります。
また引越し繁忙期ではない時期(2~4月以外)だと、引越し業者間での顧客獲得競争が激化しているので引越し価格の値下げ競争になることも少なくありません。
例えば、たまたま最初に見つけた引越し業者(A社)が10万円で引越しできると見積もりを出してくれたとします。しかし他の引越し業者(B社)であれば8万円で引越しできるとするなら、A社で引越しすると2万円分の損をしてしまうことになります。
また引越し業者は相場よりも高い金額を最初に提示してくる場合が多いです。引越し費用の相場感がわからない方はそのまま依頼してしまうこともあるでしょう。しかし相見積もりをとれば、自分の引越し費用の相場感がわかり、高額な見積もりを出してくる業者に依頼するリスクを減らせます。
相見積もりの依頼手順
「相見積もりをとる重要性はわかった、でも引越し業者1社ずつに見積りを依頼するのはめんどくさい」
引越しの時期はやることも多いので、このように思う方も多いでしょう。
安心してください。相見積もりは無料かつ簡単に依頼できます。
無料で簡単に相見積もりができるサービス【引越しラクっとNAVI】
引越しラクっとNAVIなら一度必要事項を入力するだけで複数の業者に依頼することができる上、電話攻撃にあうこともなく専用サポートセンターの方と電話で話すだけで相見積もりが可能です。 また審査に通った業者(上場企業等)だけが一括見積もりサイトに登録ができる仕組みなので安心です。
通常の相見積もりは申込こそ1度で済みますが、その後各引越し業者からの電話攻撃を受けることになります。引越し業者の電話攻撃は嫌だけど、少しでも安く引越ししたいという方にはぜひおすすめのサービスです。
「いや、引越し業者との交渉は全部自分でやりたい」という方には「引越し侍」がおすすめです。こちらは一度必要事項を入力するだけで最大10社引越し業者に見積もりを依頼できます。利用者限定の特典もあるようですが、そのかわり電話攻撃は覚悟した上でお申込みするようにしましょう。
引越し業者との交渉は自分でやりたい方向け【引越し侍I】
引越し業者の選び方
ここからは引越し業者との交渉は全て自分でやりたいという方向けの内容となります。引越しラクっとNAVIのような1つの引越し窓口で相見積もりが完了する方法を選んだ方にはおそらく不要の内容となりますので、興味がない場合は早速申込手続きを進めてください。
さて、引越し侍のようなサイトで一括見積もりを依頼すると、依頼した業者から電話がかかってきて、概算料金を提示されます。そこでもしも自分が思っていた金額より「安い!」と思っても即決してはいけません。
もしかすると他の業者からもっと安い金額を提示してくれる可能性もあります。引越し料金は定額で決まっているわけではないので、値引き交渉が可能なのです。
「え、値引き交渉なんてできるの?」と思った方、こちらのグラフをご覧ください。
※引越し侍独自アンケート調査(実施機関2016年2月22日~2016年4月18日|アンケート総数420件)
なんと値引き交渉に成功した方が93%という結果がでているんですね!
これならやってみる価値はありそうだと思っていただけたのではないでしょうか。
引越し料金を決める上で値引き交渉は「常識」と言っていいかもしれないわね。
値引き交渉する時のテクニック
一括見積もりをすると複数の業者から電話がかかってきますが、焦ってはいけません。まずは落ち着いて次のことをやっていきましょう。
本命の業者を決め、その業者の対応を最後にする
複数の引越し業者の概算金額を聞いた後に、その中で自分の希望する本命の引越し業者を決めましょう。そして本命業者の対応は後回しにして、他の引越し業者と交渉をしましょう。
すると、他の引越し業者から概算料金よりも安い金額が提示されますが、即決せずに返答を保留にして電話を切りましょう。その後に本命の業者と交渉することで自分の希望の業者、かつ他の引越し業者から提示された割引料金よりも安い金額で引越しできます。
万が一、本命の業者との値引き交渉に失敗した場合でも他の引越し業者への返答を保留にしている為、引越しできないというリスクは回避できます。
具体的な金額を提示して交渉する
引越し業者も先の見えない交渉は嫌がります。「安くしてあげたらうちを選んでくれるかもしれない」と思わせることが重要です。
その為に最も簡単な方法は他の業者から提示された金額を教えてあげた上で交渉することです。
例:他社から50,000円で提示されている場合
- 「A社では50,000円だったんですが、もう少し安くなりませんか?」
- 「予算だと45,000円くらいなんですが、45,000円以内に抑えられませんか?」
- 「評判等を聞いて御社にお願いしたいと思っているんですが、他社が40,000円でできると言ってくれているので迷っています…」
時にはハッタリも有効ですが、値引き交渉に失敗した際に本命の業者と契約できなくなる可能性があるので注意してください。ハッタリをうまく使うことで引越し料金を半額程度まで値引くことも十分に可能です。しかし、その際はリスクを認識した上で自己責任で行うようにお願いします。
決定権は自分にあることを自覚する
引越し業者もプロなので値引き交渉に慣れています。時には「即決してくれたらこの金額でいいですよ。」と逆に提案をしてくれる場合もあります。
ただ焦って相手の提案を飲むかどうかを悩む必要はありません。その金額で納得なら即決でOKですが、少しでも迷うのであれば「相見積もりをとっているので、他社の金額を聞くまでは決められません。それまで待っていただけないのであれば今回は大丈夫です。」とはっきり伝えましょう。それで交渉が決裂しても今回は縁がなかっただけで他の引越し業者に依頼すれば問題ありません。
ただし、相手の印象を悪くしたくない場合は、最初に「相見積もり前提なので、出そろうまでは決められません。」と断っておくといいでしょう。
値引き交渉をする時のNG行為
値引き交渉をする時に運ぶ荷物量を実際よりも少なく見えるように申告することは絶対にやめましょう。
確かに運ぶ荷物量を実際に持っていく荷物量より少なく見えるように申告すると引越し料金は安くなります。
しかし、それをやってしまうといざ引越しをする時に、申告分より増えた荷物の分だけ追加費用を徴収されることになります。そうなってしまっては値切り交渉をした意味がありません。そもそも正しく申告しておいた方が安くなっていた可能性すらあります。
引越し業者にも迷惑をかける行為なので、絶対にやらないようにしましょう。
コメント