福原遥さんが出演しているCMでおなじみのCDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが関東エリアの方向けに共同設立した企業ということで、知名度も非常に高い会社です。
しかし、いざ契約するとなると「本当にお得な電力会社なの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はCDエナジーダイレクトの料金プランやメリット・デメリットを解説した上で、利用者の評判や口コミを紹介します。CDエナジーダイレクトの申込を検討している方はぜひ参考にしてください。
Table of Contents
CDエナジーダイレクトの基本情報
まずはCDエナジーダイレクトの基本的な情報を紹介します。
提供会社 | 株式会社CDエナジーダイレクト |
供給エリア | 東京電力エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東) |
契約期間・解除金 | 契約期間の縛り:無 解約金:無 |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
セット割引 | 電気とガスの契約でセット割引:あり |
市場連動型プラン | 市場連動型プランではない |
CDエナジーダイレクトは中部電力と大阪ガスが共同出資して設立した株式会社CDエナジーダイレクトが運営している新電力会社です。大手企業が共同出資している企業なので安心感があります。
CDエナジーダイレクトの料金プラン
続いてCDエナジーダイレクトの料金プランをみていきましょう。CDエナジーダイレクトが一般家庭向けに提供している料金プランは4種類あります。ここではそれぞれの料金プランについて詳しく解説します。
シングルでんき:一人暮らしにおすすめ
シングルでんきは電気使用量が少ない一人暮らしの方、電気使用量が1ヵ月あたり133kwh以下の方におすすめの料金プランです。
シングルでんきの料金表(基本料金・従量料金)は東京電力の従量電灯Bと全く同じです。しかしシングルでんきの場合は使用量に関わらず、毎月100円が割引されます。
そのため、133kwh以下しか電気を使用しない方にとって一番おすすめのプランとなっています。
ベーシックでんき:二~三人暮らしにおすすめ
ベーシックでんきは東京電力の「従量電灯B」「従量電灯C」に相当する料金プランで、CDエナジーダイレクトの最も基本的な料金プランです。
下記表で東京電力とCDエナジーダイレクトの料金表を比較しました。この比較表を見てわかる通り、基本料金・電力量料金のすべてにおいて、ベーシックでんきの方が割安に設定されています。つまり、電気使用量に関わらず、東京電力よりもお得な料金プランと言えます。
CDエナジーダイレクト ベーシックでんきB | 東京電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 276.90円 | 311.75円 |
電力量料金 | ~120kwh | 29.90円 | 29.80円 |
121~300kwh | 35.59円 | 36.40円 | |
301kwh~ | 36.50円 | 40.49円 |
ファミリーでんき:四人暮らし以上におすすめ
ファミリーでんきは電気をたくさん使う(400kwh以上/月)方におすすめの料金プランです。
下記表で東京電力とCDエナジーダイレクトの料金表を比較してみました。基本料金はベーシックでんきと同じですが、301kwh以上使った場合の電力量料金がベーシックでんきよりも安くなります。逆に電気使用量が400kwh以下の場合、ベーシックでんきの方が安くなるので自分のライフスタイルにあわせてプランを選ぶようにしましょう。
CDエナジーダイレクト ファミリーでんき | 東京電力 従量電灯B | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 276.90円 | 311.75円 |
電力量料金 | ~120kwh | 10,085.20円(定額) | 29.80円 |
121~300kwh | 36.40円 | ||
301kwh~ | 35.59円 | 40.49円 |
スマートでんき:オール電化住宅におすすめ
スマートでんきはオール電化をご利用の方におすすめの料金プランです。スマートでんきBは契約電流10A~60Aの方、スマートでんきCは契約容量6kVA以上の方が対象のプランです。
下記表で東京電力とCDエナジーダイレクトの料金表を比較してみました。スマートでんきBは東京電力のスマートライフSよりも基本料金は安く設定されていますが、電力量料金は若干割高に設定されています。料金設計としては電気使用量が多くなる程、スマートライフSの方がおトクになるので、電気使用量が多い家庭の方は注意しましょう。
CDエナジーダイレクト スマートでんきB | 東京電力 スマートライフS | ||
基本料金 | 1契約:10A毎に | 295.24円 | 311.75円 |
電力量料金 | 午前6時~翌午前1時 | 35.96円 | 35.76円 |
午前1時~午前6時 | 28.06円 | 27.86円 |
燃料費調整額には注意が必要
電気料金はこれまで紹介してきた料金表の価格に加えて「燃料費調整額」というものが加算あるいは減算されています。燃料費調整額とは簡単にいうと「電気を発電するために必要な原料費の取引価格を電気代に反映させた金額(仕組み)」です。つまり原料費の価格が安い時は電気代が安くなりますし、逆に高い時は電気代が高くなります。
このような燃料費調整額には、東京電力等の各地域の大手電力会社は消費者保護の観点から上限金額を定めています。一方で、新電力会社は上限金額を定めていない場合が多く、CDエナジーダイレクトもその1つです。
現在は電気の発電にかかる原料費の価格も落ち着いているので、燃料費調整額の上限に達することはほぼありませんが、このような制度があるということは覚えておいて損はないでしょう。
燃料費調整額についてもっと詳しく知りたい方は…
CDエナジーダイレクトのメリット・デメリット
ここではCDエナジーダイレクトのメリットとデメリットを紹介します。
CDエナジーダイレクトのメリット
✅世帯人数や電気使用量に合わせておトクなプランを選べる
✅電気・ガスのセット申込で、電気・ガス料金がそれぞれ0.5%安くなる
✅カテエネで支払や買い物に使えるポイントが貯まる
✅中部電力と大阪ガスの共同設立会社のため、安心
世帯人数や電気使用量に合わせておトクなプランを選べる
CDエナジーダイレクトは世帯人数や電気使用量にあわせて電気代がおトクになるような料金プランを提供しています。プランが多くてどれを選べばいいかわからないという方もご安心ください。下記表で世帯人数別でおすすめの料金プランをまとめました。
世帯人数 | 月間電気使用量 | おすすめ料金プラン |
一人暮らし | 133kwh以下 | シングルでんき |
二~三人暮らし | 133kwh~400kwh | ベーシックでんき |
四人暮らし以上 | 400kwh以上 | ファミリーでんき |
オール電化 | 使用量に関わらず | スマートでんき |
こちらはあくまで目安なので、一人暮らしだからといって必ずシングルでんきを選ぶ必要はありません。一人暮らしの方でも電気使用量が多くなりそうな方はベーシックでんきの契約がおすすめとなる場合もありますし、二人暮らしの方でもファミリーでんきがおすすめとなる場合もあります。
そのため、自分の電気使用量が把握できていない方は、まずはベーシックでんきで契約してみて、毎月の電気使用量を把握してから他のプランに変更するという方法がおすすめです。
電気・ガスのセット申込で、電気・ガス料金がそれぞれ0.5%安くなる
CDエナジーダイレクトの電気とガスをセットで申し込むとセット割引が適用され、毎月の電気・ガス料金がそれぞれ0.5%割引されます。ガスの料金プランもガス使用量に関わらず、東京ガスよりも安く設定されているので、CDエナジーダイレクトに申し込む際はセット申込がおすすめです。
また、東京ガスの電気ガスセットプランよりもCDエナジーダイレクトのセットプランの方がトータルの光熱費でみても安いので、関東エリアでセット契約できる電力会社を探している方はCDエナジーダイレクトを選んでおけば間違いないでしょう。
CDエナジーダイレクトについてもっと詳しく知りたい
CDエナジーダイレクトは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
カテエネで支払や買い物に使えるポイントが貯まる
CDエナジーダイレクトはポイントサービスも充実しており、電気代の支払や買い物に使えるポイントが貯まります。例えば、毎月の電気代100円につき1ポイント、誕生月にはボーナスで50ポイント、カテエネ登録で1,000ポイントが貯まったりと貯め方は様々です。
CDエナジーダイレクトでは「祝割」など、ポイントを貯めるためのキャンペーンが頻繁に行われているので、ポイントを貯めやすいというのもうれしい点です。
ただし、ポイントを貯めるにはカテエネに会員登録(無料)をする必要があるので、契約時は必ず登録するようにしましょう。
中部電力と大阪ガスの共同設立会社のため、安心
CDエナジーダイレクトは中部電力と大阪ガスが関東エリアで電気・ガスサービスを提供するために共同設立した会社です。そのため、供給面や経営面においても安心できる企業です。
また、CDエナジーダイレクトは関東エリアでしか電力サービスを提供しないのに対して、新電力販売量でTOP20にランクインしているので、契約者数が非常に多いということがわかります。
CDエナジーダイレクトのデメリット
✅サービス提供エリアが狭い
✅一部解約金がかかるプランがある
サービス提供エリアが狭い
CDエナジーダイレクトは東京電力エリアでしかサービスを提供していません。そのため、提供エリア外に引越しなどをする場合、引越し先ではCDエナジーダイレクトと契約できないので注意しましょう。
一方で、提供エリア内の方には非常におすすめの電力会社と言えます。
一部解約金がかかるプランがある
CDエナジーダイレクトには、この記事で紹介していない料金プランが存在します。CDエナジーダイレクトが提供しているかつ、新規申込可能な料金プランの一覧は下記の通りです。
CDエナジーダイレクト料金プラン一覧
上記の中で「エンタメでんき」「JO1でんき」「KODOMO新聞でんき」「radikoでんき」の4プランは解約タイミングによっては、解約金が発生します。それぞれいくらの解約金がかかるのかは、公式サイトでご確認ください。
CDエナジーダイレクトの評判・口コミ
ここではCDエナジーダイレクトと実際に契約している方、過去に契約していた方の評判や口コミを紹介します。評判や口コミはX(旧twitter)から抜粋しております。
こちらは過去にCDエナジーダイレクトで契約していた方の口コミです。おそらく一人暮らしの方ですが、月間の電気代が安くて助かったとのこと。
契約している電力会社によっては、一人暮らしの方でも5,000~6,000円の電気代を請求されたという話はよく聞きます。新居で契約した電力会社から、高額な電気代を請求されたくないという方はCDエナジーダイレクトがおすすめです。
こちらは様々な電力会社を比較した方の口コミです。
CDエナジーダイレクト・東京ガス・Looopでんきの名前が出ていますが、その中でも一般的な家庭であればCDエナジーダイレクトが最も安くなりそうとの結論に至っているようです。
CDエナジーダイレクトについてもっと詳しく知りたい
CDエナジーダイレクトは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
CDエナジーダイレクトはこんな方におすすめ
最後にCDエナジーダイレクトで契約することをおすすめする方をズバリ紹介します。
CDエナジーダイレクトがおすすめな人
CDエナジーダイレクトは、料金の安さと企業規模の大きさを両立している電力会社です。この二つを両立している新電力会社は片手で数えられる程しかない上、その中でも最安値水準のプランを提供しているので、一人暮らしからファミリー世帯の方にまでおすすめできる会社です。
さらに電気ガスのセットプランも提供しているので、関東圏に住んでいて電気やガスの契約先に悩んでいる方はCDエナジーダイレクトを選んでおけば間違いないでしょう。
この記事を読んで、CDエナジーダイレクトがいいなと思った方はぜひ公式サイトでも詳細を確認してみてください。
CDエナジーダイレクトについてもっと詳しく知りたい
CDエナジーダイレクトは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
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