ガス代が安いガス会社で契約すると年間数千円以上の節約効果を期待できるため、徐々に自分にあったガス会社で契約する人が増えています。経済産業省の調査によると、新規ガス小売事業者の販売量シェアは2024年3月時点で約15.6%となっており、6~7世帯に1世帯が新しいガス会社に切り替えを行っている状況です。
ただし、新しいガス会社は全国で280社以上あるため、どのガス会社で契約すればいいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、年間500件以上のガスプランの提案をしている当サイトがおすすめするガス会社を厳選して紹介します。
Table of Contents
失敗しないガス会社を選ぶ4つのポイント
ガス会社はそれぞれが特徴的な料金プランを提供しているため、誤った選び方をすると「ガス代がそこまで安くならなかった…」と後悔するケースも少なくありません。
まずは、ガス会社を選ぶ際に、必ずチェックしておきたいポイントを4つ紹介します。
供給エリアを確認する
都市ガスは都市部等の一部エリアでしか供給できないという特徴があります。さらに、その中でも東京ガスエリア、大阪ガスエリア、東邦ガスエリア(中部エリア)のように供給エリアが分かれています。
そのため、まずは自分がガス契約をする物件がどのエリアに含まれるかを確認しましょう。
自分のガス使用量を確認する
ガス会社は同じガス管を使用して家庭にガスを供給しているため、ガスの使用感に違いはありません。そのため、ガス代が安いガス会社で契約することが重要です。
しかし、各ガス会社が独自の料金プランを提供しているため、ガス使用量によってガス代の安さが異なります。例えば、20㎥までのガス使用量ではA社が最安だったとしても、30㎥の使用量だとB社の方がA社よりも安くなるといったことも十分にあり得ます。
つまり、自分のガス使用量で最もガス代が安くなるガス会社で契約することが非常に重要です。自分のガス使用量を正確に把握していない方は、世帯人数別のガス使用量目安を参考にしてください。
一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし以上 | |
ガス使用量目安 | 20㎥ | 30㎥ | 40㎥ | 50㎥ |
ライフスタイルに合わせた料金プランを選ぶ
自分のガス使用量が確認できたら、次は料金プランの種類です。ガスの料金プランは一般家庭向けのプラン以外にも使用しているガス機器に応じた、様々なプランがあります。

使用しているガス機器がよくわからないという方は、一般料金でも別に損をすることはないので一般料金がおすすめです。どうしても気になる方は契約したガス会社に相談してみてもいいでしょう。
セット契約にこだわる必要はない
ガスと電気を同じ会社で契約することで、セット割引を特典として提供しているガス会社がありますが、割引される金額は月間100~200円程度です。
割引がおトクであることは間違いありませんが、そもそものガス代が200円以上安いガス会社で契約する方が結果的に光熱費の削減につながるため、無理にセット契約にこだわる必要はありません。
どちらかと言うと、各ガス会社が実施しているキャンペーンやポイント還元の方が、割引・還元金額が大きいケースが多いので、キャンペーンやポイント還元を基準にガス会社を探すことをおすすめします。
【厳選10社】おすすめガス会社を徹底比較
都市ガスを提供しているガス会社は全国に280社以上あるため、そのすべてを比較検討するのは現実的ではありません。
そこでここでは、当サイトが厳選したおすすめガス会社10社を紹介します。
エルピオ都市ガス|全国最安値水準の料金プラン

都市ガス供給エリア | ・東京ガスエリア ・大阪ガスエリア ・東邦ガスエリア ・京葉ガスエリア ・西部ガスエリア |
エルピオ都市ガスが人気の理由
✅全国最安値水準の料金プラン
✅床暖房向けの料金プランも選択可能
✅ガス事業で60年以上の歴史がある老舗企業のため安心
✅【3月31日まで】3,000~10,000円のガス代割引キャンペーン実施中
エルピオ都市ガスは、ガス事業で60年以上の歴史がある老舗企業が提供する都市ガスサービスです。圧倒的な料金プランの安さで、注目を集めています。
エルピオ都市ガスは「スタンダードプラン」「床暖房プラン」の2種類のプランを選択できますが、床暖房を使用していないのであればスタンダードプランを選びましょう。
エルピオ都市ガスは各地域の大手ガス会社と比べて、約5~6%程度安い料金プランを提供しており、ガス使用量が少ない方でもガス代節約を見込めます。
さらに、期間限定でガス代が3,000~10,000円割引されるキャンペーンを実施中です。こちらのキャンペーンは面倒な申請手続きは一切不要で供給開始11カ月後のガス代から自動的に割引されるので、受取忘れの心配もありません。
エルピオ都市ガスは初期費用や解約金もすべて無料のため、契約リスクが全くない点も魅力です。ガス会社選びに迷ったら、真っ先に検討することをおすすめするガス会社と言えるでしょう。
CDエナジーダイレクト|関東最安値水準のセットプラン

都市ガス供給エリア | ・東京ガスエリア |
CDエナジーダイレクトが人気の理由
✅東京ガスよりもおトクな料金プラン
✅中部電力ミライズと大阪ガスが共同設立した会社
✅電気ガスセットでそれぞれの料金から0.5%割引
✅電気・ガス代100円につき1円相当のポイントが貯まる
✅誕生日・出産などのイベント毎に大量のポイントがもらえる
✅【3月31日まで】電気申込でAmazonギフト券3,000円分プレゼント
CDエナジーダイレクトは中部電力ミライズと大阪ガスが関東エリアで電力・ガス事業を提供するするために共同設立した会社です。
東京ガスや東京電力と比較しておトクな料金プランを提供していることに加えて、電気ガスのセット契約でセット割引も適用されるため、関東エリアでセット契約できる会社を探している方におすすめです。
CDエナジーダイレクトはカテエネ会員に無料登録することで、大量のポイント還元を受けることができます。電気・ガス代100円につき1ポイント貯まる上に、誕生日や出産などのイベント毎にボーナスポイントがもらえます。
カテエネポイントはガス代の支払にそのまま充てることができるので、使い道に困ることもありません。
さらに、CDエナジーダイレクトは現在Amazonギフト券3,000円分をプレゼントするキャンペーンも実施中なので、この機会の申込を逃さないようにしましょう。
東京ガス|電気ガスセットがおすすめ

都市ガス供給エリア | ・東京ガスエリア |
東京ガスが人気の理由
✅関東エリアで最も知名度の高いガス会社
✅電気ガスセットで電気料金が0.5%割引される
✅電気の新規申込で電気の基本料金が1ヶ月分無料
✅初期費用・解約金0円
東京ガスはガス自由化前から家庭に都市ガスを提供していた関東エリアで最も知名度の高いガス会社です。電力サービスも提供しており、こちらも新電力販売量No.1の実績があります。
ただし、ガス料金プランは他のガス会社と比較すると少々割高です。そのため、東京ガスでの契約は電気とのセット契約を前提に考えることをおすすめします。
東京ガスのセットプランは電力サービスがおトクなことに加えて、セット特典で電気代が0.5%割引されるので光熱費を安く抑えることができます。
さらに今なら、新規申込で電気の基本料金が1ヶ月分無料になるので東京ガスの申込を検討している方はこの機会を逃さないようにしましょう。
TOKAI都市ガス|中部最安値水準のガスプラン

都市ガス供給エリア | ・東邦ガスエリア |
TOKAI都市ガスが人気の理由
✅中部エリアで最安値水準のガスプラン
✅東京電力とTOKAI(東証プライム上場)が共同設立した会社
✅amazon等で使えるTLCポイントが毎月200円分もらえる
✅電気ガスセットで毎月200円のセット割引
✅初期費用・解約金0円
TOKAI都市ガスは東京電力とTOKAIが共同設立したT&Tエナジーが提供しているガスサービスです。
TOKAI都市ガスの料金プランは中部エリアで最安値水準で、ガス使用量に関わらずガス代を安く抑えられます。さらに、新規申込でamazon等で使えるTLCポイントが毎月200ポイントもらえるため、年間2,400円相当がおトクになります。
大手企業の安心感と料金プランの安さを両立しているのがTOKAI都市ガスの魅力と言えるでしょう。
さらに、TOKAI都市ガスは電気ガスのセット契約をすることで毎月200円のセット割引特典もあります。ガス申し込みでもらえるポイントとあわせると年間4,800円相当がおトクになるので、セット契約を検討することもおすすめします。
東邦ガス|電気ガスセットで基本料金6ヵ月半額

都市ガス供給エリア | ・東邦ガスエリア |
東邦ガスが人気の理由
✅中部エリアで最も知名度の高いガス会社
✅電気・ガス代200円につき1ポイントずつ貯まる
✅電気ガスセットで電気料金プランが安くなる(ファミリープラン)
✅【期間限定】電気ガスセットで電気とガスの基本料金が6ヵ月半額に!
東邦ガスは中部エリアでガス自由化前から家庭に都市ガスを供給していたガスサービスです。
ただし、東邦ガスの料金プランは他のガス会社と比較すると少々割高です。そのため、東邦ガスでの契約は電気とのセット契約を前提に検討することをおすすめします。
東邦ガスは電気ガスをセット契約すると電気の料金プランが安くなることに加えて、電気・ガス代200円につき1円相当のポイントが貯まります。そのため、電気ガスをセット契約することで光熱費を大幅に削減できます。
さらに今なら、新規申込で電気とガスの基本料金が6ヵ月間半額になるキャンペーンを実施中です。このキャンペーンでの割引額は5,000~10,000円相当のため、この機会の申込を逃さないようにしましょう。
中部電力ミライズ|ガス使用量が多い方におすすめ

都市ガス供給エリア | ・東邦ガスエリア |
中部電力ミライズが人気の理由
✅中部エリアで最も知名度の高い電力会社
✅ガス使用量が多い程おトクな料金プラン
✅電気ガスセットでガス代が2%割引
✅電気・ガス代200円につき1ポイントずつ貯まる
✅カテエネBANKを支払口座にすると最大5%のポイント還元
中部電力ミライズは中部エリアで最も知名度の高い電力会社です。おトクなガスサービスを提供していますが、供給エリアは東邦ガスエリアのみとなっています。
料金プランはガス使用量に関わらず東邦ガスよりも安くなりますが、ガス使用量が多くなる程よりおトクになる料金設定になっています。そのため、世帯人数の多い家族に特におすすめです。
また、電気ガスをセットで契約すると、セット特典でガス代が2%割引されます。電気・ガス代200円につき1ポイントずつ、カテエネポイントも貯まるので中部電力ミライズでの契約はセット契約がおすすめです。
大阪ガス|関西で電気ガスセットがおすすめ

都市ガス供給エリア | ・大阪ガスエリア |
大阪ガスが人気の理由
✅関西エリアで最も知名度の高いガス会社
✅電気ガスセットでガスプランがおトクに
✅電気ガスセットで電気基本料金無料+ガス代3%割引
✅マイ大阪ガスとスマイLINK無料登録で4,000円相当の宅配食プレゼント
大阪ガスはガス自由化前から家庭に都市ガスサービスを提供していたガス会社です。
知名度は申し分ないですが料金プランは少々割高のため、大阪ガスでの契約は電気とのセット契約を前提に検討することをおすすめします。
大阪ガスのセットプランであれば、電気の基本料金が永年無料になることに加えて、ガス代も3%割引されるため光熱費を大幅に削減できる可能性があります。
さらにマイ大阪ガスとスマイLINKに無料登録することで4,000円相当の冷蔵宅配食がプレゼントされるので、興味のある方はぜひ公式サイトで詳細を確認してみてください。
関電ガス|関西で最も知名度の高い電力会社

都市ガス供給エリア | ・大阪ガスエリア |
関電ガスが人気の理由
✅関西エリアで最も知名度の高い電力会社
✅大阪ガスより使用量に関わらずガス代が安い
✅電気ガスセットでガス代が3%割引
関電ガスは関西で最も知名度の高い電力会社が提供するガスサービスです。大阪ガスエリアのみで都市ガスを家庭に供給しています。
料金プランは大阪ガスよりもガス使用量に関わらず安く設定されているため、一人暮らしからファミリー世帯にかけてガス代の節約効果を期待できます。
さらに電気ガスをセット契約することで、ガス代が3%割引されるため、関電ガスで契約する際はセット契約がおすすめです。
東急ガス|東急沿線の方におすすめ

都市ガス供給エリア | ・東京ガスエリア |
東急ガスが人気の理由
✅床暖房プランを選択可能
✅東急沿線の方がおトクになる特典が豊富
✅東急グループが提供するガスサービス
東急ガスは百貨店や電鉄で有名な東急グループが提供するガスサービスです。東京ガスエリアのみで都市ガスを家庭に供給しています。
料金プランは東京ガスよりもガス使用量に関わらず安く設定されていることに加えて、床暖房向けのプランも選択可能のため、多様なニーズに応えることも可能です。
その他にも東急沿線の方におトクな5つの特典があります。詳細は東急パワーサプライの公式HPで掲載されているので、東急沿線の方で興味を持たれた方はぜひご確認ください。
ミツウロコガス|幅広い供給エリアが強み

都市ガス供給エリア | ・東京ガスエリア ・大阪ガスエリア ・東邦ガスエリア ・西部ガスエリア |
ミツウロコガスが人気の理由
✅都市ガス供給エリアが広い
✅地域の大手ガス会社よりもおトクな料金プラン
✅電気ガスセットで毎月100円のセット割引
✅上場企業が提供しているガスサービス
ミツウロコガスは様々なエリアで都市ガスを提供しているガス会社です。
料金プランは各地域の大手ガス会社よりも安く設定されていますが、割引幅は他のガス会社と比べると少々物足りないかもしれません。
ただし、ミツウロコガスは電気サービスも提供しているため、電気ガスのセット契約がおすすめです。セット特典で毎月の料金から定額で100円割引されるため、光熱費の削減効果を見込めるでしょう。
ミツウロコガスはよくも悪くもバランスのとれたサービスなので、様々なガス会社を比較する際の1つの候補として知っておいて損はありません。
【エリア別】ガス料金安さランキング
ガス代は毎月の使用量に応じて基本料金と従量料金(単位料金)の2種類によって構成されており、下記の計算式によって算出されます。

「ガス会社」「供給エリア」「ガス使用量」によって、基本料金や従量料金が異なるため、ガス代にも差が生まれます。そこで、自分にあった安いガス会社を見つけていただくために、エリア毎の安さランキングを作成しました。
ガス代の試算条件
各ガス会社の料金表を元に初年度にかかるガス代の総額を12ヶ月分で按分して月額料金を算出。1~4人暮らし毎のガス使用量は下記表の通りとする。
一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし以上 | |
ガス使用量 | 20㎥ | 30㎥ | 40㎥ | 50㎥ |
例:料金表を元にしたガス代総額が50,000円・キャンペーン割引が5,000円とすると、初年度にかかるガス代の総額は45,000円となり、月額料金は「45,000円÷12ヶ月=3,750円」としてランキングに記載
関東エリア|東京ガスエリア
順位 | ガス会社 | 実質ガス料金(月間) | 東京ガスとの年間差額 |
1 | エルピオ都市ガス | 3,422円 | 10,256円安い |
2 | CDエナジーダイレクト | 4,078円 | 2,374円安い |
3 | ミツウロコガス | 4,159円 | 1,407円安い |
4 | 東急ガス | 4,197円 | 950円安い |
5 | 東京ガス | 4,276円 | 0円 |
【関東】世帯人数に関わらずエルピオ都市ガスがおすすめ
当サイトの調査によると、関東エリアの方はエルピオ都市ガスが最もガス代をおトクにできることがわかりました。
エルピオ都市ガスは東京ガスの一般料金よりも基本料金・従量料金が約5%程度安く設定されているため、ガス使用量に関わらずガス代が安くなります。
さらに、現在実施しているキャンペーンで供給開始から11カ月後のガス代が8,000円割引されます。もしも11カ月後のガス代が8,000円未満だった場合は、8,000円に満たなかった差額分が翌月のガス代から割引されるので、ガス使用量が少ない一人暮らしの方でも確実に8,000円分の金額割引を受けられます。
キャンペーンは期間限定のため、この機会の申込を逃さないようにしましょう。
エルピオ都市ガスについてもっと詳しく知りたい
エルピオ都市ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
関西エリア|大阪ガスエリア
【関西】世帯人数に関わらずエルピオ都市ガスがおすすめ
当サイトの調査によると、関西エリアの方はエルピオ都市ガスが最もガス代をおトクにできることがわかりました。
エルピオ都市ガスは大阪ガスの一般料金よりも基本料金と従量料金が約5.1%安く設定されているので、ガス使用量の少ない方でもしっかりガス代を安く抑えることができます。
さらに、現在実施しているキャンペーンで供給開始から11カ月後のガス代が3,000円割引されます。先程紹介した関東エリアと比べると少々割引額に物足りなさはありますが、無条件でガス代が3,000円分安くなると考えたら破格のキャンペーンです。
そのため、関西エリアでガス会社選びに迷ったらエルピオ都市ガスでの契約をおすすめします。
エルピオ都市ガスについてもっと詳しく知りたい
エルピオ都市ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。(24時間受付可)
中部エリア|東邦ガスエリア
順位 | ガス会社 | ガス料金(月間) | 東邦ガスとの年間差額 |
1 | TOKAI都市ガス | 4,770円 | 4,190円安い |
2 | 東邦ガス (がすてきトクトク料金) | 4,895円 | 2,685円安い |
3 | ミツウロコガス | 4,970円 | 1,790円安い |
4 | 中部電力ミライズガス | 4,999円 | 1,440円安い |
5 | 東邦ガス (一般料金) | 5,119円 | 0円 |
【中部】1人暮らしはTOKAI都市ガスがおすすめ
中部エリアで1人暮らしの方はTOKAI都市ガスが最もガス代をおトクにできることがわかりました。
TOKAI都市ガスは東邦ガスの一般料金よりも一律3%ガス代が安くなるように設定されているので、ガス使用量が少ない方から多い方まで確実にガス代を抑えることができます。
さらに、供給開始から12カ月間はamazon等で使用できるTLCポイントが毎月200円相当たまるので、年間2,400円相当がおトクになります。
TOKAI都市ガスは東京電力とTOKAIが共同出資した会社が提供しているガスサービスなので、契約先としての安心感も抜群です。
TOKAI都市ガスについてもっと詳しく知りたい
TOKAI都市ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。
【中部】2~3人暮らしは東邦ガスがおすすめ
中部エリアで2~3人暮らしの方は東邦ガス(がすてきトクトク料金)が最もガス代をおトクにできることがわかりました。
がすてきトクトク料金は一般料金よりもガス代が安く設定されているので、東邦ガスで契約する際はがすてきトクトク料金プランでの契約がおすすめです。
さらに、現在は期間限定キャンペーンを実施中で、がすてきトクトク料金に申し込んだ方全員のガス基本料金が6ヵ月間半額になります。2~3人暮らしの場合は約4,000~5,000円程度の割引効果を期待できるため、この機会の申込を逃さないようにしましょう。
また、東邦ガスは中部エリアで従来から都市ガスサービスを提供していた最大手のガス会社なので、契約先としての安心感は抜群です。
東邦ガスについてもっと詳しく知りたい
東邦ガスは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。
【中部】4人暮らし以上は中部電力ミライズがおすすめ
中部エリアで4人暮らし以上の方は中部電力ミライズが最もガス代をおトクにできることがわかりました。
中部電力ミライズはガス使用量が多くなる程おトクになる料金プランなので、ファミリー層には特におすすめのガス会社です。
さらに、現在は期間限定でカテエネポイントが最大15,000円相当もらえるキャンペーンを実施中です。15,000円分すべてもらうためには条件を達成する必要がありますが、ガス申し込みだけで5,000円相当、電気ガスセット申込で10,000円相当のポイントがもらえます。
カテエネポイントはそのままガス代の支払に充てることができるので使い道に困ることもありません。中部電力ミライズへのこの機会の申込を逃さないようにしましょう。
中部電力ミライズについてもっと詳しく知りたい
中部電力ミライズは公式サイトよりWEB完結で申込ができます。
ガス会社の新規申込・契約切替の手順

気になるガス会社を見つけても「ガス会社の新規申込をWebでやるのは難しそう…」「切り替え手続きってよくわからない…」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、ガス会社の新規申込・契約切替は最短5分で完了するので、非常に簡単です。
引越しを伴う新規申込と、同一住所でガス会社を切り替える契約切替の手順は若干異なるので、ここではそれぞれの手順を解説します。
引越しを伴う新規申込の手順
まずは、引越しを伴う新規申込の手順を解説します。新規申込の場合は、事前に準備が必要なモノはほとんどないので、3~5分程度の空き時間でも申込完了まで進めます。
以下では、申込方法からガスが使用できるまでの流れを詳しく紹介します。
自分が契約したいガス会社が見つかったら、公式サイト上の申込フォームに必要情報を入力していきましょう。
ガス会社によって入力する項目は若干異なりますが、基本的には下記情報が確認できていれば、問題なく申込完了できます。
新規申込に必要な情報
ガスの開栓希望日は直前すぎると希望日程を選択できません。ガス会社によって開栓可能日までの猶予期間に違いがありますが、基本的には3~7営業日の猶予を持たせている場合が多いです。そのため、余裕をもって開栓希望日の2週間前に申込手続きをすることをおすすめします。
また、ガス会社の支払方法は「クレジットカード」「口座振替」の2種類から選択できる場合が多く、コンビニ支払や銀行振込はそもそも選択できない会社が多いので注意しましょう。
先にお伝えすると、STEP1でガス会社の申込手続きは完了しています。
ただし、申込内容に不備・要確認事項があった場合はガス会社から電話やメールで連絡がくる場合があります。
このようなガス会社からの連絡を無視していると希望日にガスの開栓ができないので、必ず対応するようにしましょう。
逆に連絡がない場合は問題なく、ガスの手配が進んでいるということなので、何もする必要はありません。それでも不安な方はガス会社に、問題なくガスの開栓手配が進んでいるか確認してもいいでしょう。
ガスの新規開栓は電気とは違い、開栓立ち合いが必須です。申込時に入力した希望日の立ち会い希望時間に開栓作業員が訪問してくるので、必ず選択した時間帯には在宅しておくようにしましょう。
開栓立ち会いでは作業員がガス機器の点検やガスの使用方法の説明をしてくれます。これらの説明事項に対して、署名または捺印をすることでガスを使用できるようになります。
尚、開栓立ち会いの所要時間は15~30分程度で、費用は一切かかりませんのでご安心ください。また、もしも申込時に選択した開栓希望時間帯の都合が悪くなった場合は、ガス会社に連絡することで開栓立ち会い日を変更することも可能です。
※ガスの開栓立ち会いは東京ガス・大阪ガスのような、地域の大手ガス会社でも必ず必須の行程となります。
開栓立ち会いにより開栓作業が完了すると、ガスの供給契約が確定します。
作業が終わった直後から、自由にガスを使用できるようになります。
同一住所での契約切替の手順
次に、同一住所で他のガス会社から契約会社を切り替える際の申込方法を解説します。契約切替の場合は、新規申込よりも事前に確認しておくべき情報が多いので注意しましょう。
以下では、契約切替の申込方法から契約切替が完了するまでの流れを詳しく紹介します。
ガス会社の契約切替をする場合、現在契約しているガス会社の情報が必要となります。手続きに必要な情報は以下の通りです。
切り替え手続きに必要な情報
上記情報は「申込時の受付確認メール」「マイページ」「検針票(利用明細)」などで確認できます。
また、どうしてもわからない場合はガス会社に問い合わせることでも確認可能です。
STEP1で必要な情報を確認できたら、新しい電力会社の公式サイトの申込フォームに必要情報を入力していきましょう。
先程確認した情報とは別途「希望する料金プラン」「支払方法」も必要となるので、こちらも予め決めておくとスムーズです。
申込フォームの入力が完了したら、契約切替の手続きも完了です。申込内容に不備や確認事項がなければ、後は自動的に契約先のガス会社が切り替わるのを待ちましょう。
現在、契約しているガス会社の解約手続きはしなくても大丈夫かと、不安に思う方もいるかもしれませんが、新しいガス会社が切替手続きの際に現在のガス会社の解約手続きを代理で行ってくれるので何もする必要はありません。
親切心から自分で解約手続きを行ってしまうと、むしろ切替手続きがうまくいかなくなるので注意しましょう。
また、切替手続きに際して新しいガス会社から確認事項の連絡がくる場合があります。こちらも無視しているとガスの切替手続きが進まないので必ず対応するようにしましょう。
契約切替の申込手続き後、特に不備や確認事項がなければ、次回もしくは次々回のガス検針日から新しいガス会社での契約が開始されます。
契約切替日はメールなどで通知があるので、気になる方はチェックしておきましょう。
また、ガスの契約切替手続きの場合は、既にガスは開栓済なので立ち会い対応も不要です。
ガス会社に関するよくある質問

最後に、ガス会社に関連する当サイトに多く寄せられる質問を紹介、回答します。
もしも、こちらを読んでも疑問が解決しない場合は「問い合わせフォーム」より質問いただけましたら、1~2営業日以内に回答するので、お気軽にご連絡ください。
- ガス自由化って何?
2017年4月に開始されたガス自由化によって、すべての消費者がガス会社や料金プランを自由に選択できるようになりました。
そのため、ガス自由化以前からガス事業を展開していた大手ガス会社(東京ガス・大阪ガスなど)以外のガス会社も家庭にガスの販売を開始しています。
ちなみに、2024年3月時点で新ガス会社のガス販売量の割合は全体の15.6%となっています。(参照:経済産業省 電力・ガス小売全面自由化の進捗状況について)
- ガス会社によってガスの質は変わる?
結論からお伝えすると、ガス会社によってガスの質は変わりません。というのも、すべてのガス会社は従来の大手ガス会社と同じガス管を使用して、家庭にガスを供給しているからです。
それ以外にも基本的に変わる部分はほとんどなく、消費者目線だと変わるのはガス代を支払う会社だけで、それ以外の仕組みは全く変わらないと考えて問題ありません。
- 都市ガスとプロパンガスの違いは?
都市ガスとプロパンガスで違う点は複数ありますが、消費者目線で強く感じる違いは「ガス代」です。
都市ガスの方がプロパンガスよりも半分程度の料金でガスを使用できるので、都市ガス物件の方が人気と言われています。
ただし、都市ガスは都市部等の一部の地域でしか使用できないので、地方で暮らしている方はそもそもプロパンガスの選択肢しかない場合もあります。
もっと詳しい違いを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
- 明細に書いてある「原料費調整額」って何?
原料費調整額とは、ガスの原料となる液化天然ガス(LNG)・LPG(液化石油ガス)の調達費用をガス料金に反映した金額です。
原料費調整額は「原料費調整単価×ガス使用量」によって求められ、原料費調整単価が毎月変動します。
原料費調整単価はエリア毎に異なりますが、同一エリア内のガス会社では基本的には同じ調整単価となっているケースが多いです。
ただし、一部のガス会社では原料費調整額に上限を設けていないため、LNGやLPGの価格が高騰した際は、ガス代も高騰するリスクがあります。
- 賃貸物件でもガス会社の切り替えはできる?
マンションやアパートなどの賃貸物件でも、契約先のガス会社を自分で決めることは可能です。また入居後に自分の好きなガス会社に切り替えることもできます。
ただし、物件によってはガス会社を指定されている場合があるので、事前に大家さんや管理会社に確認してみることをおすすめします。
また、プロパンガスの場合は、物件全体でガス会社と契約しているケースがほとんどなので、自分の意思だけでガス会社を切り替えることができないので注意しましょう。
※尚、当記事で紹介しているガス会社はすべて都市ガス物件を対象としています。
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