昨今の世界情勢の影響により、電気代の高騰が続いています。電気代が高くなったからといって、電気を全く使わずに生活するのは不可能ですが、生活費を圧迫している現状であることは間違いないでしょう。
電気の使用量を節約すれば電気代を安くできますが、実際にどうすればいいかわからないという方は多いのではないでしょうか?
電気代が高い時期だからこそ、小さな行動で大きな節約効果を期待できるわよ!
そこで今回は誰でも簡単に電気代を安くする方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Table of Contents
電力会社・契約アンペアを見直す
まず1つ目の方法は電力会社・契約アンペアを見直す方法です。この方法のいい所は、一度電力会社やアンペア容量を切り替えてしまえば、その後は今まで通りの生活をしていても電気代の節約ができてしまう点です。
それでは具体的にどのように電力会社や契約アンペアを見直していくのかを見ていきましょう。
電力会社の見直し方
2016年4月より電力自由化が始まり、個人が電力会社を自由に選べるようになりました。その為、自分のライフスタイルにあった電力会社を選ぶことでおトクに電気を使用できます。順番に手順に沿って、見直し方をみていきましょう。
- 手元に今契約している電力会社の検針票(利用明細)を用意する
- 自分が月間で何kwh電気を使っているかを確認する(3ヵ月分程度確認して平均を知れると尚よい)
- 各電力会社の料金プランを確認して、一番自分にとっておトクな電力会社と契約する
しかし各電力会社の料金プランを確認して、計算するのは正直かなりの手間がかかります。そこでこのブログではエリア別でおすすめの電力会社をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
【2022年完全版】東京電力(関東)エリアでおすすめの電気会社まとめ
【2022年完全版】中部電力(東海)エリアでおすすめの電気会社まとめ
【2022年完全版】関西電力エリアでおすすめの電気会社まとめ
またエネチェンジではお客様のライフスタイルにあわせた最適な電力会社を紹介してくれます。調べてみたけど、よくわからなかったという方はエネチェンジを利用するのもおすすめです。上場企業が運営しているので安心感もあります。
契約アンペアの見直し方
電気の契約を見直す時に意外と見落としがちなのが、契約アンペア容量の見直しです。基本的に契約アンペア容量が高くなる程、電気代の基本料金が上がる仕組みを導入している電力会社が多いです。
例えば、東京電力従量電灯Bプランの場合は契約アンペア容量が10A増える毎に基本料金が286円高くなる料金体系となっています。契約アンペア容量を10A下げるだけで、年間3,432円の節約になると考えると結構大きいですよね。
注意点として、契約アンペア容量を下げると停電しやすくなります。契約アンペア容量は一度に消費できる電力の量なので、複数の電化製品を使用する世帯は契約アンペア容量の下げすぎに注意しましょう。
目安としては1人暮らしは20~30A、2人暮らしは30~40A、3~4人暮らしは40~50A程度、大家族やオール電化の場合は60A以上で契約しておくことをおすすめします。
電力会社や契約アンペア数を見直すのは鉄板の節約術よ!やらないのは損!
家電の使い方を見直す
消費電力の多い家電の使い方を見直すことで電気代の節約に繋がります。この方法のいいところは実践したら、実践した分だけすぐに節約効果を実感できる点です。
エアコンの使い方
エアコンは家電の中で一番といってもいい程、電力を使用する家電です。逆に言えば、エアコンの使い方を見直すだけで大きな節約効果を見込めます。
かといって、夏や冬にエアコンを全く使わないというのは難しい話でもあります。そこで具体的にどのような使い方がおすすめなのかを紹介します。
風量設定を「自動運転」にする
エアコンは電源を入れてから、設定温度にするまでに最も多くの電力を使用します。つまり部屋の温度が一定に保たれると消費電力を抑えられるということです。自動運転モードは室内温度を設定温度にする上で、最も効率的な設定なので、節電に繋がります。
フィルターの掃除をする
エアコンのフィルターが汚れていると、エアコンの効果が弱まる原因になります。つまり部屋を設定温度に保つ上での障害となるので、消費電力が増えることにつながります。逆に言えば、定期的にフィルターの掃除をすることで節電に繋がるというわけです。
扇風機やサーキュレーターと併用する
扇風機やサーキュレーターを使用することで、室内の空気が循環しやすくなるので室内温度を一定に保つことに繋がります。
頻繁にスイッチのオンオフをしない
先述したようにエアコンは室内を設定温度にするまでに最も多くの電力を使用します。その為、エアコンのスイッチのオンオフを繰り返すことは逆に消費電力を増やす原因となります。30分~1時間程度、外出する程度であればエアコンスイッチは消さない方が節電に繋がります。
冷蔵庫の使い方
冷蔵庫も使用しない家庭はない家電です。基本的にはエアコンと考え方は同じで、冷蔵庫内の温度を保つ為に電力を消費しています。それでは具体的におすすめの使い方を紹介していきます。
時期に合わせて設定温度を調整する
夏場は熱で食品が傷みやすいですが、冬場は外気が冷たいこともあり食品が傷みにくい傾向にあるます。消費電力を最小限にする為に季節に合わせて冷蔵庫の設定温度を調整することで節電に繋がります。
冷蔵庫の中を整理する
冷蔵庫の中に食品が多く入っていると冷気の循環を妨げる原因となり、消費電力が多くなります。冷蔵庫の中に賞味期限が切れた食材等が入っている場合はすぐに処分するようにしましょう。
壁から少し隙間をあけて設置する
壁に密着させて設置すると、冷蔵庫自体に熱がこもってしまう可能性があるため消費電力の増加に繋がります。
開け閉めの回数を減らす
冷蔵庫の開け閉めの回数が多いと、その分が外気が冷蔵庫内に入る為、消費電力の増加に繋がります。一度の開け閉めで用事を済ませられるように意識しましょう。
照明器具の使い方
照明器具を使わない家庭もほとんどないでしょう。照明器具の節電方法はシンプルです。こまめに電気を消す習慣をつけましょう。
エアコンや冷蔵庫と違い、照明はつけるかつけないかです。少しの外出であっても電気を消す習慣をつけることが重要です。また照明器具はLEDがおすすめです。LED照明は器具の価格こそ高めですが、寿命が非常に長い為、電気代や交換の回数や手間を考えた場合に安くなります。
ライフスタイルを見直す
ライフスタイルを見直すことで電気代を節約できます。この方法は大きな節電効果に繋がるわけではありませんが、塵も積もれば山となるといったように長い間継続することで大きな節約効果を発揮します。
待機電力を減らす
家電等を使っていない時でもコンセントを差したままにしておくと、わずかに電力を消費してしまいます。これがいわゆる待機電力です。待機電力は世帯で使用する総電力量の内、約5%程度を占めていると言われています。この1~2%程度減らすことで節電に繋がります。それでは待機電力を減らす具体的な方法をみていきましょう。
コンセントを抜いておく
使っていない家電のコンセントは抜いておきましょう。ただし頻繁に使う家電のコンセントをいちいち抜いておくのは少々面倒ですし、家電の耐久力も劣化してしまう可能性があります。
節電タップを活用する
待機電力を減らす上でおすすめなのが、節電タップを利用する方法です。節電タップであれば電源をオフにしている時は非通電状態となるので、待機電力を減らすことに繋がります。
エアコンを適切な温度に設定する
エアコンの温度は夏場であれば28度、冬場であれば21度が適切な温度設定であると言われています。また短時間の外出時にスイッチを切らないことも節電に繋がります。
炊飯器で炊いたご飯は冷凍保存する
炊飯器で炊いたご飯を保温している時間も電力を多く消費します。炊いたご飯はその日中に消費するか、冷凍保存に切り替えましょう。
いきなりすべてをやる必要はないわ!できるところからはじめていきましょう!
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