はじめての一人暮らしでワクワクする気持ちと同時に、生活費のやりくりは大丈夫かな?と不安を抱く方もいると思います。その中でも電気代は毎月発生する固定費なので、平均的な相場が気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は一人暮らしの方向けに平均的な電気代の相場を紹介します。それと同時に平均以下の電気代で生活する為の方法も紹介するのでぜひ参考にしてください。
Table of Contents
一人暮らしの平均的な電気代はいくら?
総務省が2020年に行った全国の家計調査によると、一人暮らし世帯の平均的な電気代は月額5,791円でした。しかしこれは年間の平均的な電気代を12カ月で割った金額です。その為、夏や冬といった電気代が高くなる傾向にある季節はもう少し高くなり、春や秋といった電気代が安くなる傾向にある季節はもう少し安くなると覚えておきましょう。また地域によって電気料金の相場が異なる為、若干の平均金額にも違いがあります。
電気代の計算方法
続いては電気代の計算方法について簡単に紹介します。電気代を求める計算式は次の通りです。
▶【知ってる?】家庭の電気料金の計算方法をわかりやすく解説‼
一人暮らしで電気代が高くなる原因
ここでは平均的な電気代を知ったところで自分の電気代がちょっと高いかも?と思った方向けに、電気代が高くなっている原因を紹介します。心当たりがある方はすぐに改善しましょう。
電気消費量の多い家電を使いすぎている
電気を使いすぎると電気代が高くなるということはご存知かと思いますが、家電によって電気消費量の多さが変わることは意外と知られていません。電気消費量の多い家電を使いすぎてしまうと、細かい節電対策をしても意味がありません。そこでまずは電気消費量の多い家電を紹介します。
電気消費量の多い家電
エアコン・冷蔵庫・テレビ・照明器具・洗濯機・ゲーム機
この中でもエアコンの消費電力量は他の家電と比べても圧倒的に多いです。一例をあげるとエアコンを1時間使用する場合とPS4を4-5時間使用する場合の消費電力は同じくらいです。つまりエアコンの使い方を工夫するだけで電気代を安く抑えることができるというわけです。
一人暮らし向けではない料金プランの電力会社と契約している
もしかするとあなたが契約している電力会社の料金プランが電気代を高くしている原因となっているかもしれません。当然ですが、一人暮らし世帯は複数世帯と比べて月間の電気使用量は少なくなる傾向にあります。そこに落とし穴があります。
電力会社の中には「使用量が多くなる程お得になります!」という宣伝文句でお得感を出している会社があります。この宣伝文句は「使用量が少ない内はそんなにお得じゃないですよ」と言っているのと同じです。つまり一人暮らし世帯の方はお得じゃないですよということです。
まずは自分が契約している電力会社の料金プランを確認してみましょう。
平均以下の電気代で生活する方法
最後に平均以下の電気代で生活する方法を紹介します。基本的には先程紹介した電気代が高くなっている原因を取り除くだけで、平均以下の電気代で生活することが可能です。
電気消費量を抑えた家電の使い方をする
今回は電気消費量が特に多い「エアコン」と「冷蔵庫」の使い方を紹介します。
エアコンの使い方
- フィルターの掃除をする
- 扇風機やサーキュレーターと併用する
- 頻繁にスイッチのオンオフをしない
冷蔵庫の使い方
- 時期に合わせて設定温度を調整する
- 冷蔵庫の中を整理する
- 壁から少し隙間をあけて設置する
- 開け閉めの回数を減らす
これらのこと試すだけで電気の消費量を削減できます。もっと詳しく節電方法について知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
電気契約を一人暮らし向けの料金プランに切り替える
電気契約を一人暮らし向けの料金プランを提供している電力会社に切り替えましょう。電力会社は一度切り替えてしまえば永久的に節約効果を得られるので非常に有効な手段です。
ただし一人向けの料金プランを提供している電力会社を調べるのは大変ですよね。当サイトでは、一人暮らしのおすすめの電力会社をまとめているので、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
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